ホビー事業部の開発ブログ

プラモデルと日夜格闘する、BANDAI SPIRITS ホビー事業部の開発スタッフによる公式ブログです。

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【短期集中連載】A.O.Z ティターンズの旗のもとに 復刻セットレポート Vol.04~ディスプレイ編~

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ホビー事業部開発ブログをご覧のみなさまこんにちは!

 

 プレミアムバンダイホビーオンラインショップでご予約受付中の「ADVANCE OF Z ティターンズの旗のもとに 復刻セット」は皆さんもうチェックされましたか?


 この連載も今回が最終回となります。今まではキットとしての魅力を紹介してきましたが、今回は皆さんの手元に届いたころの話のお話をしましょう────────────

 

 

手に取って眺めてみてみよう

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 「ブーン…ドドドド!」

 声に出さなくても頭の中では勇ましく飛び交い戦うイメージが広がる。指でつまめるほどの大きさだからできる遊び

 

 

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 組んだプラモデルを手に取り眺める。どんな形をしているのか、その形をみてカッコいいとか怖いとか、強そうだとか……そういうことを感じるそれ自体が立体物を楽しむということに他ならないのだから。

 

 

f:id:hobbywrite:20201021030246j:plain  子供の頃、昆虫の観察をしたときのような、知らない角度から、知らない部分の形を知る……それは形に対する好奇心を満たす遊び。

 

 

 

何と並べる?どう並べる?

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 模型は並べるだけでも楽しいもの。TR-1(1号改/2号)、TR-2、TR-3と順列がそろう気分のよさはもちろんのこと……

 

 

 

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 今ならあの頃には思いもよらなかったHGUCも発売中。並べるのも感慨深い。ヘイズル改はHGUCではシールドブースター1基装備。

 

 

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 そしてついにはMGでも発売されて3スケール揃い踏みを満喫するのも贅沢な楽しみ。このMGもシールドブースター1基装備でのキット化なので…

 

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 今回復刻する1/200も1基装備に組み替えて、2号機からシールドを拝借すれば…相似形の3スケールで並べられます。コンプリート感がありますね⁉

 

 

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 ヘイズル2号機もHGUC、MGでもラインアップされています。

 

 

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 こちらは1号機とは違った印象の並び。今回の復刻モデルとHGUC、MGでは選ばれている装備が異なります。

 

 

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 胴体部の増加装甲は復刻モデルが唯一のモデライズ。え?1/200だけ仲間はずれなのはイヤだって?大丈夫です。安心してください……

 

こんなこともできてしまう!

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 実はヘイズル改の胴体と組み替えることで増加装甲を取り付けていない仕様の2号機も組めてしまうのです!

 

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 これで2号機も3スケール同じ仕様で並び立つことが可能になりました……

 

 

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 復刻セットを2セット使えばヘイズル改/2号機をHG、MG と同じ仕様で一そろい並べることができます。これは一度に揃えるには豪気な買い物。

 発売毎に少しずつ揃えてきたユーザーの皆様ならこの並びを目指せる方も意外と多いのではないでしょうか…

 

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 そしてもちろん、アーマー無し2号機に組み替えて余った部品を組み合わせることで「フルアーマー装備3連シールドブースター仕様1号機」なんてものも組めてしまいます!

 

 

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 せっかくなので前回のスミイレサンプルを組み合わせた例も紹介。その過剰さを強調した画が撮れてウレシイ。

 

 

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 こうして並べてみるとちょっとした博物館ができてしまいそう。気分はさながら学芸員といったところでしょうか。「宇宙世紀のMS博物館の学芸員のコスプレ」をする時の小道具としてもオススメです。 

 

 

飾る宇宙

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 アクションベースが充実した今なら高さを使ったディスプレイを楽しむこともできるようになりました。キット初出の16年前にはまだ一般的では無かった視点ですね。

 

 

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 アクションベース(別売り)付属の挟み込みアームを使えば、スタンドが付属しないヘイズルも飛行ポーズでディスプレイ!

※記事中ではアクションベースを複数組み合わせて使っています。

 

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 スミイレしたり、塗装したり……ひと手間加えた見せ場が床に立たせると見えなくなる足の裏や下を向いた面に集中しているならこんなアングルで飾ってみるのもカッコいい。床に置いたのとはまた違った視点を手にすることができます。

 

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 キットに台座が付属するビグウィグも……

 

 

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 そしてキハールもこんな風に!

 

 

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 キット付属の台座は「自立しないデザインを接地するため」のものですが、アクションベースを使うと「飛んでいる」様子を強調したディスプレイになります。

 

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 その決定的な違いは「床からの高さ」で、床から離れた位置に模型を持ち上げて解放された空間に「置く」ことで浮遊感を演出できます。

 

 

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 床(棚など)に「並べる」とこういったカタログ的なディスプレイになります。これもディスプレイの1つの正解ですが…。

 

 

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 アクションベースで「高さ」を意識して並べると立体的なディスプレイが可能になります。飾る場所(棚など)の「高さ制限」に注意する必要がありますが横に並べるよりも床面積は少なくて済むという利点もありますね。

 

 

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 こうやって並べれば遠景に1/400、手前に1/200、さらに手前に1/144という疑似パースジオラマ的な楽しみ方も!

 

復刻セットの箱のもとに 

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 現在、ファンの要望にこたえる形でぐんぐんラインアップを増やしているA.O.Zシリーズ。


 そこに新たに加わった、この復刻セット。この製品がどんな背景を持っていて、どんな思想で開発されて、今ならどんな面白さをお届けできるだろう?そんな思いとともに書き綴ったA.O.Z復刻セットレポート、お楽しみいただけましたでしょうか?
 少しでもこれらのキットに興味を持ってもらえたなら…そしてあなたとプラモデルの間に新たな視点や楽しみをお届けできたなら幸いです!

 

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

今回紹介した商品はこちら!

ADVANCE OF Z ティターンズの旗のもとに 復刻セット

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