ガンダムセンチネルから待望の新作「ガンダムMk-Ⅴ」がマスターグレードモデルとして登場!
センチネル主役機の最強形態である「Ex-Sガンダム」と一騎打ちを演じる好敵手のキット化という意味でも意義深いこのキット。今回はテストショットを使ってその魅力を余すことなく紹介します。
※画像は開発中のものであり、実際の製品とは異なります。
※成形色は監修中のものです。
※実際の商品には一部ホイルシールの貼り付けがございます。
ORX-013 ガンダムMk-Ⅴ
ガンダムMk-Ⅴの独特のフォルムをオリジナルデザイナーである明貴美加氏監修のもとMG化。ホイルシール、デカールの組み合わせでこの状態に仕上がります。
背面ショット。各々に機能を持ったユニットの重ねて作り上げる構成が仕上がりに「効いてくる」。KPS素材特有のしっとりとしたつや消しに仕上がる表面質感と相まってシックな印象を醸します。
頭部
端正なマスク。細部に至るまで別パーツ化することで形状の再現性に加え、組み立てていく過程で味わえる「メカニックへの理解が深まっていくような体験」を目指しました。
各々のユニットを「そうあって欲しい部品分割」でランナーに閉じ込めていく……モデラー層を多分に意識した構成に注目。塗装派のユーザーが自由な色合いに仕上げられるようにと採用された無色透明のクリアパーツ。
さらに質感に定評のあるホイルシールが付属。頭部に限らず機体各所のクリアパーツで再現されたセンサー類に対応しています。
貼り付けることで写真の状態に。細かくパーツ化されたことでユニット感が際立ち、スミイレ無しでこの仕上がり。
胴体~脚部
「他に類例を見ない」等といった形容がなされてきた独特のユニット構成の胴体部。
それでも球体リニアシートを中心に組み上げていくことで、間違いなく宇宙世紀世界の中で開発されたMSであるということが実感できるでしょう。
コックピットハッチは開閉可動。もちろん芯となるリニアシートをのぞき込み、パイロットを拝むことができます。
フロントアーマーは新規構造を採用。両端自由可動アームの二重配置により、2本のアームがねじれ可動に対応し、脚部から生える腰側面装甲との隙間を抑えつつも干渉をうまく避けることができます。
足回りは大型の機体を支えるため大軸径を採用した関節で強度を確保。「刺青のような」と表現される白いラインも成形色で再現。脛の「D」マーキングはデカールで用意。他にも細かいコーション類を収録。
フクラハギのスラスターは台形状の部分から左右に開閉可動。つま先に向かって尖るこの時代の流行ともいえるソールのデザイン。つま先とカカトはさらに可動節を持ち歩行ポーズや飛行ポーズの演出を利かせることができます。
頭~足にかけて横からのシルエット。スクエアなユニットに円柱を挟み、腰回りの三次曲面、加えて鋭角的なフェイスやつま先。バラバラな要素が組み上げてみればギリギリのバランスで調和するという緊張感がたまらない!
スクエアな構造体が積み木のように重なったデザインからは想像もできないくらいの体幹可動。
バックパック
ガンダムMk-Ⅴのバックパックは推進器と武装をギュッとまとめた多機能ユニット。力強い大型の鐘型ノズルを持った推進ユニットに有線式準サイコミュ兵器「インコム」、大出力ビームサーベルを配置。
その基部は背中の中でも低い位置、ちょうどコックピット裏側の位置に接続される構造。通常型MSのリヤスカート位置にまで伸びるテール状のユニットが存在し、これも飛行ポーズに合わせてなびかせるようにスイング可動します。
インコム
初陣で9機のネロを撃墜した新兵器「インコム」。
バックパックからスライドして露出、射出されるインコム。キットはこのギミックを余すことなく再現。
有線式でワイヤーを伸ばしながら射出、展開する姿。要所に中継点を設定して屈曲機動をとる……リード線で一連のアクションを表現。単線タイプのリード線によってインコムを宙に舞わせることができます。
ビームカノン
バックパック左右に2本そびえる太い円筒はビームカノン。マウント状態からバックパックのアームを移動させることで射撃姿勢への展開が可能。
マウント基部の可動によって完全に正面に砲身を構えられます。
劇中ではこの装備でFAZZ1機を撃墜しました。
ビームサーベル
大型のビームキャノンはビームサーベルを兼用。もちろん着脱可能でクリアパーツによるビーム刃も付属。ZZガンダムのハイパービームサーベルに匹敵する大出力ビームサーベルで、その大型の本体をつかむために4指差し替えの持ち手を用意してあります。
ビームライフル
機体本体のサイズに相応しい大型のビームライフル。複雑な形状を地道においかけた造形。合計4カ所のセンサーをすべてクリヤーパーツで再現するこだわりの設計となっています。
腕部
こちらも独特のユニット構成を採る腕部。華奢な肩から上腕にかけてのフレームにマッシヴなシルエットの前腕と肩アーマー。
手首から先は、固定タイプの握りこぶしと親指のみ可動する4指交換タイプのものが付属。平手、サーベル握り、ライフル握り(右用のみ)を選択して組むことができます。
肘関節の屈曲に加え、袖口が手首の折りこみに追従する構造に注目。
MGならではの関節構造を細部にまで取り入れてます。
加えて前腕側面方向へ、緩やかなしなり可動とでもいうべき「あそび」を設けてあります。
これによって手首可動時のシルエットの自然さ、設定画で描かれる前腕側面を正面に向けたまま肘をゆるく曲げたようなポーズを実現。特にシールドを装備した状態でのポージングに効果を発揮します。
シールド
その腕部の可動の恩恵を受けるシールドも見せ場の塊。白青の基本カラーの成形色再現は当然のこと、露出したフレーム、そしてセンサー部にクリアパーツを奢るパーツ構成。
マウント部は本体との間に一つボールジョイントをかませた柔軟な可動を挟み、差し込み→スライドによる脱落を防止する構造。
そしてバックパックへマウントすることで加速ブースターモードも再現。
ミサイルポッド
オプション兵装であるミサイルポッド。
肩アーマーに内蔵されたマウントラッチを引き出して取り付ける。
使用時には放射状に展開。蓋が開閉し発射状態を再現できます。
実はこのフタ、部品状態では3枚が一体で設計されているのですが、ナイフで切り離してもいいように配慮されています。
ここを切り離すと3枚のフタが独立可動に!近年のHGシリーズの腰アーマーにも通じる「ちょっとだけ挑戦ポイント」。「端から順番に時間差で開くハッチ」の演出が楽しめますね。
屈指の超兵器決戦を再現しよう!
インコム展開!
変形完了、サブユニット投棄…!
1/100キットで両雄を並べる!MSの恐竜進化の末端を象徴する2機がMGシリーズで揃う!本編に思いを馳せたイメージ?ゲームの体験を思い描く?ブンドド遊びは手に取って振り回すだけじゃない。ディスプレイしたプラモを眺めながら脳内で繰り広げられるイメージの乱舞……その依り代としてのプラモデル。自分の目の前に並べ立たせることに意義がある!(言い切り)
本編ではインコム搭載機同士の戦闘は互いに決め手となる武装を消耗し、最後はビームサーベルによる斬りあいにより雌雄を決することになる……
インコム搭載MSの頂上決戦───
大型立体物で戦いを妄想する楽しみを是非!
今回並べたEx-Sガンダムは2019年発売の 「MG1/100Ex-Sガンダム/Sガンダム」
Mk-Ⅴと並べるにあたって、キットの説明書通りでは余らせてしまう分のカラーの部品を使って劇中設定に寄せた赤色分の多いカラーリングで組んでいます。本編仕様カラーリングも欲しくなってしまいますね。
フルスクラッチに挑戦した人も、ガレージキットに挑戦した人も、何らかの形で挑戦する機会を探し続けてきた人も……初出以来のファンも、イベント展示物で知ったファンも、ゲームで好きになったファンも……30余年の間に増え続けたファンの想いを受け止めるべく2021年現在の「今、送り出すべきMk-Ⅴプラモデル」を形にしました。是非手にしてみて下さい。きっと、こみあげてくるものがあるハズだから……
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MG 1/100 ガンダムMk-V【2次:2021年6月発送】 | ガンダムシリーズ 趣味・コレクション | プレミアムバンダイ公式通販
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