「夢中になれる30分」をテーマにプラモデルオリジナル企画として始まった30 MINUTES MISSIONSも、おかげさまでシリーズ立ち上げから1年。皆様の支えもあって多くの商品を展開することができております。改めまして、ありがとうございます!
今回は「これから30MMシリーズを組んでみよう」「プラモデル自体も初めてなのだけれども…」といった人たちにおくる特別編「30MMスタートアップガイド」。プラモデルを組み立てるのがより快適で楽しくなる小さなコツを集めた(組み立て編)。
「夢中になれる30分」をテーマに開発されている30MMシリーズならではの安心して取り組めるプラモデル工作、夢中になれる組み立ての快適さも併せて紹介していきます。
道具と場所を整えよう
今回作るのは30MMシリーズ第一弾アルト[ホワイト]。組み立てキット(プラモデル)の他に始めるにあたってはまずニッパーを用意しましょう。
パーツ(部品)を指でもぎ取ろうとすると無理な力がかかってケガをしたりパーツをゆがめてしまうこともありますから、まずは一つプラモデル用のニッパーをご用意ください。パーツを簡単に、きれいに切り取ることができます。
そして場所も大事な要素です。プラモデルは小さな部品が多いですから、なくしたり、誤って踏んでしまったりしないように片付いた安全な場所で作りましょう。
キットの中身を確認しよう
箱を開けて透明な袋も一通り開封しましょう。
開封したら、説明書のパーツリストと照らし合わせて内容物が揃っているかを確認しましょう。30MMシリーズはパーツを少なくまとめているのでこういった確認がしやすくなっています。今回作るアルト[ホワイト]ではランナー(パーツのついている枠)が4枚とシールが1枚。
箱も便利な組み立て道具!
キットの箱を開けて上箱、下箱を並べます。一方に切り取ったパーツや組み立て途中のパーツ、もう一方にランナーやまだ使わないシールを入れておくと整理しながら組み立てを進めることができます。
さあ、部品を切り取ろう
では説明書に沿って部品を切り取っていきましょう。
組み立て図のパーツ各々にアルファベットと番号が示されています。
30MMシリーズのパーツはランナーの上から順に、頭、胴、手、脚と部位ごとにまとまった位置に配置されています。
上から順にロボットの部位と同じように配置された、この直感的で分かりやすいパーツ配置が、30MMの組み立てやすさの秘訣の一つです。
組み立て図中の記号はどのアルファベットのランナーの何番のパーツという指示です。ランナーの端の板状の部分にアルファベットが、すべてのパーツの横にその部品が何番であるかが彫刻されていますので、これを手掛かりに説明書で指定された部品を見つけます。
基本モデルであるアルト/ラビオット/ポルタノヴァ/シエルノヴァの4種は、より部品を見つけやすいようにそのパーツがどのランナーのどの位置についているのかまで図示されています。
さらに基本モデル4種の説明書はカラー印刷ですから図中のパーツの色も部品を探す手がかりになります。
ニッパーの平らな面をパーツに添わせるようにしてカットするとキレイに切り取れます。
そして反対側を切り取ろうとするときに、作りなれていないとやってしまいがちなのがニッパーを持った手で平らな面が沿うようにランナーを追いかけてしまう動きです。手がこんがらがってしまい、無理な体制で道具を使うのも危ないので気をつけましょう。
こういう時は、ランナーの方を持ち替えてニッパーの刃を入れやすい位置にして切り取ります。
また、刃を入れるときにランナーを支える手は極力切り取る部品に近い位置を持ちましょう。遠い位置でランナーを持つとフラついて安定しません。
部品をくみ上げていこう
説明書に書かれた部品を切り出したらいよいよ組み立て。部品のどの部分とどの部分がかみ合うのかよく確認して嵌め合わせていきます。
かみ合わないところがあったら力で無理矢理進めようとせずにもう一度パーツを確認してみましょう。似たような形の別のパーツと間違えていないか?パーツを切り取ったときにフチまできれいに切れているか?
切り残しがあるとそこがつっかえてパーツ同志がかみ合わなくなることがあります。
ニッパーを使い始めるとスイスイパーツを切り取っていけるので、切り残しに気づかけないまま組んでしまうこともあります。慌てず残った部分をニッパーで切り落としましょう。
頭の組みあがり。この調子でどんどん組み進めていきましょう。
プラスワンテクニック
PC-7ランナーのボール状の軟質パーツ。丸い形ゆえに切り取ったときに転がって失くしやすい要注意パーツ。
そこでランナーにくっついたままの状態で先にここに差し込む部品を取り付けてしまいます。
こうしてから切り取ると、転がらないので部品をなくしてしまう心配が減ります。
人型への組み上げ
頭/胸/腰/胴体/手/足を組み上げたらいよいよ人型への組み上げ。
ここで注意したいのは手足の左右。手の甲はちゃんと外側に付いているか?股関節は前後逆になってしまっていないか?間違えて片側を2個組んでしまったりしていないかを確認しましょう。
ロボットの基本となる素体が仕上がりました。完成までもう少し!
オプションの組み立て
オプション(追加装備)としてサポートメカ「ロイロイ」とサブマシンガン、ナックル、バックパックを組み立てます。もうここまできたら簡単に組めるようになっているハズです。
本体に装備して「完成」!
まだまだ楽しみは始まったばかり!
ポーズを取らせてみよう。間違った組み方をしているとうまく動かせなかったりするのでいわゆる「試運転」といったところ。
そして実は説明書は組み立て以外にも装備の使い方を紹介しています。
ロイロイを腰に下げたり…
背中のバックパックにマシンガンを収納したり……実はこの収納機能、プラモデルに慣れている人ほど読み飛ばしてしまう箇所のようで沢山作っていても知らない30MMユーザーも多いギミックです。ちゃんと説明書を読んだ人だけが知りうる豆知識(?)ですね。
そして、ロイロイの頭と換装できたり……キット1箱の中でも試せる組み換えが30MMシリーズの特徴です。
他にも説明書にはカスタム例や組み合わせポイントなど「この先の楽しみ」に関する情報が掲載されているので、あとは実際に手にした人のお楽しみ。今回はここまでです。
不定期更新ながらスタートアップガイドでは順次いろいろな遊び方を紹介していくので乞うご期待ください!
eEXM-17 アルト(陸戦仕様)[オリーブドラブ]
局地戦仕様の中でも特に人気のアルト(陸戦仕様)に新色が登場。AFVの典型的なイメージカラーといえる[オリーブドラブ]。先月発売された同じ色のエグザビークル(タンクVer.)と組み合わせることで色を統一したカスタマイズが捗るラインアップ。
エグザビークル(タンクVer.)[ブラウン]
先月発売の[オリーブドラブ]に続く新色。こちらは発売中のアルト(陸戦仕様)[ブラウン]とお揃いのカラーバリエーションで、[オリーブドラブ]とともに色調の統一された陸戦系アイテムが並び立つことになりました。
豊富なラインアップがカスタマイズを楽しくさせる!
30MMシリーズはカラーバリエーションから局地戦仕様、そしてカスタマイズオプション、サブメカニックに至るまで集めたり、組み替えたりできるラインアップが既に60種類以上。自由な発想でどんどん作って遊んでみてください。
さらに詳しい情報は、
30 MINUTES MISSIONS公式HP
https://bandai-hobby.net/site/30minutes_missions/index.html
最新の商品・イベント情報を発信する、Twitterアカウント
https://twitter.com/30mmissions
今からでも30MMをはじめられる“30 MINUTES MISSIONS エントリーカタログ”
https://bandai-hobby.net/site/30minutes_missions/entry_catalog_distribution.html
をチェック!
無限のカスタマイズで自分だけの量産機を作り出せ!
今週の新商品はこちら
eEXM-17 アルト(陸戦仕様)[オリーブドラブ]
2020年8月22日発売 定価1,980円(税込み)
エグザビークル(タンクVer.)[ブラウン]
2020年8月22日発売 定価858円(税込み)
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