翼に風を!銀河に歌を!
ホビー事業部開発ブログをご覧の皆様こんにちは!!
新シリーズのHGマクロスプラモデルから第2弾!!
「HG 1/100 YF-29 デュランダルバルキリー(早乙女アルト機)」
開発ブログでは2章に渡ってその魅力と開発経緯に迫っていきたいと思います。
今回はこちらの差替三段変形と各所のギミックを余すところなくご紹介します!
では早速、素組完成品をご覧いただきます!
劇中の様なスマートなボディラインを再現!マクロスならではの特徴的なガウォーク形態のシルエットを捉え、ファイター形態の美しい曲線までしっかりと再現!!
色分けが複雑な機体ですが、成形色で組んだだけでも劇中イメージにかなり近い仕上がりとなっています!!
そして今回も差替三段変形を採用!
第一弾のYF-19ではガウォーク形態専用のパーツが
ありましたが、今回は共通!
よりシンプルなパーツ構成となりました。
さてここからは普段お見せしない開発原稿を特別に公開!
まずは初期のパーツ構想図をお見せしちゃいます!!
大きく変わった点としては画面右下の赤い四角枠内の胸から背中のパーツ。。。
当初は設定通り折り曲げながら被せる方式だったのですが、変形のしづらさと可動域を考慮し、差し替え変形に舵を切りました。試行錯誤を繰り返し、差し替えにすべき場所と変形させるべき場所を取捨選択しています。
ぜひ実物と見比べながら、「ここがかわったのか!」と開発のこだわりを感じていただけると嬉しいです!
プラモ化するにあたり、プロポーションの調整も行っています!
アニメCGをベースにしながら、模型としての立体映えを考え、河森監督と共にプロポーションを調整しました。
この調整が出来るのも差替えならではですね!比較すると初期と調整後で全身の部位ごとにメリハリが付いているのがわかるかと思います!
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差し替えのコダワリをお伝えしてきましたが
もちろん可動で動くギミックも満載です!
ここからは可動ギミックに迫ります!
例えば翼の伸縮はリンク機構ギミックで可動を再現。
背中のキャノンも差替え無しで伸縮!
限られたスペースでカッコイイ長さを演出するために、パーツがギリギリのサイズで収まるよう設計担当が戦ってくれました!
ガンポッドは半自動展開!銃身を引き延ばすとパーツがポップアップします。
更に銃身の位置を付け替えることで変形完了!
肩と足のマイクロミサイルもヒンジで展開!
このギミック企画担当は諦めようと思っていたのですが、
設計担当からのアツい声で実装されました。よくぞ実現してくれた・・・!
ここまで来ればもちろんですがシールド内部にはアサルトナイフも収納可能!
作中ギミックを緻密な設計と構造検証で盛り込めるだけ盛り込みました!!
今回のブログはこちらで以上です。
差し替え変形のコダワリと各所のギミック、いかがでしょうか?
ぜひ実際に手に取って、遊んでいただき、「こんな工夫が!?」に気づいていただけたら嬉しいです!
次回は可動やポージング、そして拡張パーツをご紹介して行こうと
思いますのでご期待ください!
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HG 1/100 YF-29 デュランダルバルキリー(早乙女アルト機)
メーカー希望小売価格:4,400円(税10%込)
発売日:2023年08月26日
対象年齢:15才以上
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