密林戦ミッションの興奮も冷め切らないこのタイミングで発表された最新ミッション「砂漠都市戦」。今回は「特別号外カスタマイズミッションズガイド」と称してカスタマイズミッションズの楽しみ方を紹介してきます。
カスタマイズミッションズとは───
カスタマイズミッションズはTwitter上で開催される30MM公式主催の30MM作品投稿イベント。
公式サイトで戦いのステージ、戦局諸々の設定が提示され、参加者はその戦いにカスタマイズした30MMで「参戦する」というスタイルで参加します。
まずはカスタマイズを楽しもう
ストーリーからカスタム案を練ってみよう
今回のミッションストーリー。砂漠地域の大型都市を巡る攻防。そして2度の大規模戦闘により戦力を消耗した地球連合軍は、”ラビオット”を予定外に前倒しでロールアウトさせることが示唆される……
さぁ、君はどこでどちらの陣営の機体をカスタマイズする?
君の作る機体は緒戦から投入される戦い馴れたベテラン部隊か?
先の戦いをフィードバックした装備で参入する新設部隊か?
カスタマイズ例
ミッションのために用意されたストーリーから、戦いの舞台で自分のカスタマイズ機がどんな風にどんな局面で戦うのかイメージを固めたらカスタマイズに取り掛かりましょう。
参加者が同じストーリーの中で戦う機体を各々カスタマイズし、それがどういった企図やどういった背景をもって投入されたかという設定を盛り込んで紹介コメントを考えて発表する。それがこのカスタマイズミッションの醍醐味なのです。
ラビオット(先行配備機)都市防衛線仕様
砂漠地帯の城塞都市Sに先行配備された、次世代エグザマクス。
都市防衛のため、アルト陸戦仕様のユニットと近接戦用アーマーを換装した、現地改修機体。カラーリングは陸戦用にオレンジを施されている。
急遽ロールアウトしたため、専用の武装ではなく、アルトの武装を換装したショットガンタイプの中距離射撃武装を装備している。
ポルタノヴァ ライトアーマー
第4砂漠地区特殊部隊に所属するエグザマクス。第4砂漠地区市街地での近接戦闘に特化し、増加アーマーや重火器などは装備せず、肩、脚にも徹底した軽量化を施されている。通常は6機で小隊を組み、諜報、破壊活動を行うため、ランスやショートタイプの銃など、極力簡素化した武器をメインに使用している。
30MMシリーズは多くのカラーバリエーションを展開しているので未塗装成形色での組み合わせでカスタムを構築することが可能になっています。(写真の作例は未塗装組み換えによる)
もちろん塗装した作品も大歓迎。プラモデルが初めての人から、長年楽しんでいるベテランまで同じストーリーを軸にカスタマイズを楽しめるのが30MMシリーズなのです。
参戦方法
参戦(応募)にあたっては公式Twitter及び公式HPも併せて参考にしてください。
ここでは簡単に参戦(応募)の流れを紹介します。
応募に必要な要素は下記になります。
①作品写真
②作品タイトル
③紹介コメント(任意)
④ハッシュタグ
#30MM地球連合軍or#30MMバイロン軍 (所属する軍をどちらか1つ選択)
#30MM砂漠都市戦(開催中ミッションの戦場を30MM公式Twitterが指定)
を揃えてTwitterに投稿。
※ハッシュタグが間違っていると投稿に反映されないため注意しましょう!
※ハッシュタグはすべて「スペースなし」でご記入お願いします!
※カスタマイズミッションズは複数応募可能です。
レギュレーション
30MM公式ミッションページへの掲載
Twitter応募した作品は少し時間をおいて30MM公式ミッションページへ順次掲載されます。ここへの掲載をもって応募受理となります。(※一旦掲載された後であってもレギュレーションにそぐわない作品であると判断された場合は削除される場合があります。)
戦況に注目してみよう
カスタマイズミッションは1カ月ほどの期間中約1週間おきに戦況報告が公式HPで発表されます。勝敗は各陣営参加作品のTwitter上での「いいね」の合計数。
ここではミッション開始から終了までの流れを前回開催「密林戦ミッション」(2020年3月6日~4月5日)を振り返ってみてみましょう。
◆ミッション受付スタート(前回:密林戦ミッションの例)
ミッション開始直後に作品を応募する。この時点では応募者は今回のミッションがどちらが優勢なのか全くわかりません。まさに「先陣を切る」応募です。
◆密林戦ミッションの戦況報告1回目
最初の週に応募/公式ページに反映された応募者は、翌週の戦況報告をみて応募作品の戦況への貢献に一喜一憂する楽しみがあります。この最初の戦況報告では地球連合軍が勝っていました。
そしてこの戦況報告が発表されるのを待ってどちらの陣営が勝っているか、そしてどんなカスタマイズがいいねを集めているのかを解析してカスタマイズ作品に反映してみる人たちの応募もこのあたりから始まってきます……
◆密林戦ミッションの戦況報告2回目
この2回目の戦況報告では引き続き地球連合軍が優勢でした。しかし5000以上だった絶対差は約2000まで縮まり、バイロン軍の攻勢の伸びが目立ち始めます。
そうこうして戦況報告を眺めていると……
発表時点で負けている方の陣営でも応募してみようという気分がわいてきたり…
(カスタマイズミッションズは複数応募が可能です。)
勝っている方の陣営一筋のユーザーは差を広げるべくさらに応募作品を増やしたり…
◆密林戦ミッションの戦況報告3回目
3回目の戦況報告。ここで一気にバイロン軍が逆転!ミッション期間は残り1週間……応募から終了までの期間が短いほど集計に反映される「いいね」をつけてもらえる期間が短いのでここからの形勢逆転は厳しいか!?
◆密林戦ミッションの最終結果
残り1週間からの逆転は厳しいと思われた密林戦ミッションでしたが、結果は両陣営の総「いいね」数が倍増した上で地球連合軍が僅差で逆転勝利するという劇的な結末!
各賞発表
ミッション全体のメインイベントとしては地球連合軍/バイロン軍の勝敗ですが、カスタマイズミッションにはさらに個人賞が用意されています。
ストーリー賞
公式スタッフによる審査で選定される両陣営各1名ずつの選出。
各ミッションのストーリー内容と作品を総合的に評価し表彰する陣営ごとのMVPといえるでしょう。さらに、各ミッションのアフターストーリーに受賞作が登場します。
オーディエンス賞
多くの「いいね」を獲得した作品に贈られる賞。カスタマイズミッションにおいて非常に注目された作品としての栄誉と言えます。
30MM賞
公式スタッフによって選出される賞。柔軟な評価軸で選定。強いて言うなら審査スタッフの印象に残る「キラリとした何か」を持っている作品を表彰します。
反響によっては今後新たな賞を用意するかもしれません。自慢の作品でのご応募をお待ちしています。
うちで作ろう、みんなで楽しもう
特別号外と称して公式ブログ初の「新製品紹介ではない記事」として企画しました「30MMカスタマイズミッションズガイド」お楽しみいただけたでしょうか?
プラモデルを組み立てる→工夫する、自分だけのカスタマイズが出来上がる→みんなで見せあう→楽しめたお互いを称えあう……そんな一連の流れを体験してみてほしい1カ月のミッション。
カスタマイズミッションズは、プラモデル初心者の方から上級者の方まで共存できるコミュニティーでもあります。「コンテストに出したことがない…」「塗装できない...」などの心配は必要ありません!プラモデルをどう楽しむかがポイントです。
それが、『誰でも気軽に”参戦”できる30MM カスタマイズミッションズ』です。
あなたはどんな風に、どんなカスタマイズを作ってみますか?